ペットの火葬もできるお寺にいって満足した
約16年間家族の一員であった猫を病気で亡くしてしまい火葬してもらいました。
初めは市の焼き場で火葬してもらおうかと思っていたんですが、決めかねていたところ母からペットの火葬もできるお寺を紹介してもらったのです。
自宅から車で30分以上かかる場所だったけど、市の焼き場に行くよりもそちらの方がしっかり供養してもらえるためお願いしました。
費用は全て込みで3万円。
事前に費用は聞いていてその金額に納得して利用しました。
ペット専用の骨壺がありとても美しい入れ物に骨壺を入れてくれます。
人間のそれと比べても何一つ見劣りしません。
火葬する前は住職がお経をあげてくれました。
時間にして15分くらいだったと思いますが充分な供養になったと感じましたよ。
住職はもちろん正装でとても厳かな雰囲気。
それまで張り詰めていた心の糸がふわっと緩んで涙が止りませんでした。
同行したのはわたしの娘とわたしの母です。
みんなその子のことが大好きだったのです。
大好きな人たちに見守られながら天国へ旅立ち幸せだったと思います。
猫特有の腎臓が悪くなる病気で亡くなったため最後は尿が出なくなりとても苦しい状態でした。
そのような思いをさせてしまって情けない思いでいっぱいでしたから、最後の最後くらい悔いが残らないようにしたかったのです。
3万円という金額が高いのか安いのかは分かりません。
でもわたしは納得しました。
現在その子の骨壺は自宅にあります。
お寺に預ける方法と自宅へ持って帰る方法が選べわたしは連れて帰りたいと思いました。
骨壺を保管する部屋を見せてもらうと本当にきれいな部屋で、ここに置いたら友達がたくさんできて寂しくないかも・・・と思いましたが、16年間も一緒に生活した子をここに置いて帰って良いのだろうか・・・と。
しばらく考えましたが火葬したその日に骨壺を持って帰りました。
その子の骨壺はリビングの1番良い場所に置いてあります。
毎日声をかけお水をあげています。
28歳女 愛猫を馴染みの動物霊園で 心の整理が出来た
出会いは私が高校生の頃。
駅の駐輪場へ歩いていると、うずくまっている女性がいました。
具合が悪いのかと思い「大丈夫ですか?」と声をかけると、女性の膝の上には猫がいました。
「動けなくなっちゃって」と笑う女性に肩の力が抜け、2人でどうしようかと話し合いました。
結果、親とも話し合いとりあえず私の家で保護をし、里親を探そうという話にまとまりました。
里親はすぐに見つかりました。
私です(笑)
お世辞にも可愛いと言えない風貌をしていた彼ですが、それは栄養失調やストレスが原因だったようで
ガリガリだった身体もすぐにふくふくに、吊り上がった目もまんまるに変化しました。
私は彼が大好きでした。
猫と虫が大嫌いで、でも人間は大好きだった彼が、大好きでした。
彼が我が家へ来てから11年目の秋の事でした。
今日は残業がなくてよかったな、なんて思いながらスマホを見ると、母から電話がたくさん、メールが1通届いていました。
彼が亡くなった知らせでした。
会社の前で突然、世界が終わったように目の前が真っ暗になりました。
嘘だ、まさか、そんな思いで帰宅すると、いつもの寝床で彼が横になっていました。
私はあまり、人前で泣きません。
家族の前でもそうです。
ペットを亡くしたのは今回が初めてではありません。
しかし、彼は私の猫でした。
はじめて、私が責任を持つ猫でした。
声を上げて泣きました。
何故かこの子だけは死なないなんて馬鹿なことを本気で信じていました。
当時、仕事が忙しく、あまり遊んであげることが出来ませんでした。
彼に掛けた最後の言葉は「行ってくるね」でした。
私が彼に、最後に「大好きだよ」と言葉にしたのはいつだったでしょうか。
いつだってそばにいることが当たり前だったので写真もあまり撮っていませんでした。
写真も、動画も、なんだって記録として取っておけばよかったと今でも後悔しています。
我が家へ来てくれた動物たちは皆、動物霊園でお葬式をします。
彼も、翌日の早朝に予約を入れ、お葬式を上げました。
「この子がいた日常を懐かしんでください。
ああ、この子がうちに来てくれてよかったなあと、思い出してあげてください。
この子が来てくれたおかげで、私たちは幸せな毎日を過ごすことが出来た。
ありがとう、と、感謝してあげてください」
そう、お坊さんはおっしゃいました。
悲しんでばかりだった私は、彼への感謝を忘れてしまっていたのです。
その言葉のおかげで、少しだけ目の前が明るくなりました。
いなくなって初めて分かることがあります。
どんな些細な事だって、「ああしてあげればよかった」と後悔するものです。
それは仕方のない事だと思います。
ですがこれだけは常に伝えてあげてください。
「君のことが大好きだよ」って、撫でながら言ってあげてください。
それできっと、ひとつだけですが後悔が減ります。
動物に対してでも、言葉ってきっと大切なんです。
「ちゃんと送ってあげた」という気持ちは後々、悲しみを癒す原動力にもなると思いました
ペットのお葬式をやる以前は「例ペットのお葬式は簡素なものなんだろうな」と思っていましたが、実際に愛猫のお葬式をやってみると本格的で、人間とあまり変わらなかったので驚きました。
もしペットのお葬式をやったことがなく、どんな流れなのか雰囲気なのかが分からない方は人間のお葬式を思い浮かべてもらえると分かりやすいと思います。
また、こちらに手間や負担がかからないように霊園内で納骨から供養までやってもらえます。
料金は5万もかからなかったです。
肝心のお葬式では祭壇に愛猫の写真をかざってもらい、お坊さんがちゃんとお経をあげてくれました。
祭壇には写真の他にも生前好きだったオモチャやエサも置きました。
最後に棺にもそれらのものを入れ、お花を入れてあげました。
「ごく身内だけの葬儀にしよう」と家族で決めていたので、参列者は家族の他にはいません。
思い出を振り返りながら家族だけで別れをしっかりと行いたかったからです。
無理して他の人を呼ぶ必要は全くないと思いました。
ペットのお葬式を無事終えて思ったことは「ちゃんとやってあげて良かった」ということです。
最初はペットのお葬式はどこに頼んでどんな内容なのかが分からなかったので戸惑いましたが、対応してくれた全ての人たちが悲しみに寄り添うような姿勢だったので救われました。
そして「ちゃんと送ってあげた」という気持ちは後々、悲しみを癒す原動力にもなると思いました。
一連のペットのお葬式を経験してみて葬式業者を選ぶ時にひとつ注意したほうが良いと思うことがありました。
葬式業者にも色々なタイプがあって、火葬から葬儀まで同じ場所で行えるところもあれば、わざわざ火葬で移動をしいられるところもあります。
負担を減らしたいと考えるならば1つの場所で全てを行える業者を選ぶと良いと思いました。
飼い主の希望によって葬式のスタイルが変わってくるので業者選びは自分に合ったものをしっかり選ぶ必要があると思います。
骨壺の上に被せるカバーが数種類あり、好きな物を選ばせて貰えました
10歳だったメスの雑種猫が入院先の動物病院で亡くなり、病院にご紹介頂いた葬儀屋さんにお願いしました。
費用は葬儀、火葬で約2.5万円程だったと記憶しています。
葬儀前日は友人が来てくれました。
当日は主人が仕事で外せず、私一人で葬儀から火葬まで済ませました。
家まで葬儀場の担当の方が迎えに来てくれ、葬儀場まで送って下さいました。
大きなお寺に併設された一角に、動物供養専門の場所がありました。
うちの猫をきちんと祭壇に上げ、お坊さんが「可愛いお子様ですね」とお声掛けくださり、それからお経を上げてくださいました。
その後、一年間継続して供養をして頂く様お願いしました。
その代金が+3000円程だったと思います。
葬儀の後、火葬を行う為お寺から約1時間程離れた火葬場へ移動しました。
火葬が終わるまで1時間以上時間がかかる事等、しっかり説明を受けました。
骨壺の上に被せるカバーが数種類あり、好きな物を選ばせて貰えました。
女の子なので可愛らしいピンクにしました。
火葬炉は全て個別になっており、小さな建物が複数ありました。
火葬前にはしっかりとお別れの時間を取ってくれました。
火葬の間は、綺麗な待合室で待機していました。
動物用のお墓などのパンフレットが置いてありました。
火葬が終わり、自分でお骨を骨壺に入れ、先だって自分で選んだピンクのカバーに骨壺を包んで頂きました。
火葬が終わった後、最寄りの地下鉄駅まで送って頂けましたので、お骨を持って帰宅しました。
◇はじめの印象と変わった点は?
動物の葬儀なので、担当の方も簡単に事務的に済ませてしまうのでは、と危惧していましたが、供養から火葬まで終始気を使ってくださり、終始丁寧に対応して頂けました。
◇ペットの葬式をする前と後とで、心境の変化などはありましたか?
自己満足に過ぎないと思いますが、ちゃんと送ってあげられたという安心感はあります。
葬儀とは別件ですが、ピルケース状のペンダントを買い、小さなお骨を入れて保管しています。
◇火葬場や葬式業者を選ぶさいに注意したほうがいいと思う点はありますか。
火葬のみ、車で出来るような簡素なペット葬儀が主流と聞いた事もありますが、お経を上げて頂き、きちんとした葬儀を経て設備の整った火葬場で送ってあげられたのは、結果的に良かったと思っています。
満足しています。
我が家は病院で紹介して頂いたところが、ちょうど良かったと思っています。
28歳男、猫の葬儀を移動葬儀業者にお願いし、とても助かりました!
猫の移動葬儀会社さんに葬儀をお願いした時の体験を書かせて頂きます。
以前、オスの猫を飼っていました。
出会いのきっかけはfacebookの里親募集です。
獣医師の知り合いがおり、その獣医師が務める動物病院のタイムラインで、その猫の里親募集を見てお迎えすることにしました。
投稿では貧血、脱水、猫エイズ陽性とのことだったため、きちんと飼えば問題なく回復すると思い引き取ることにしました。
飼い始めてすぐにふらついて動かなくなってしまい、動物病院で診察したところ糖尿病、肝臓の数値が異常値とのことでかなり体調が悪いことが判明しました。
その後、インスリン投与や肝臓の薬を毎日飲ませるなど治療を続け、一年半ほど一緒に生活をしていました。
その後、問題なく生活していたのですが、ある時、急にご飯を食べなくなってしまいました。
それから一週間ほど経ったくらいに仕事から帰宅すると倒れて亡くなっていました。
亡くなっているところを見た時は悲しみというより動揺と混乱でどうすればよいか分からず、とりあえず保冷剤で冷やすくらいしかできなかったのですが、徐々に落ち着いてきた頃、葬儀について考え始めました。
急な出来事だったため、悲しみと翌日の仕事を休めるかなど、不安で分からないことだらけだったのですが、インターネットで調べたところ24時間対応のペット葬儀業者があるという記載を見つけました。
トラックに焼却炉を積んでおり、深夜でも自宅近くまでかけつけてくれるとのことで、電話をかけたところ1時間ほどで自宅近くまで来てくれました。
その後、トータル2時間ほどで葬儀、焼却が済み、きちんとした骨壷に骨を入れて自宅に持ち帰ることができました。
亡くなった当日の夜に葬儀を終わらせることができたからこそ、翌日には悲しい気持ちを引きずらずに仕事に向かうことができた気がします。
まだ愛犬、愛猫と一緒に暮らしている方には、亡くなった時に後悔しないよう、事前に葬儀のことも考えておくことをお勧め致します。
また、愛する家族を最期まで最良の方法で治療してあげられるよう、ペット保険に加入するなど、経済的な備えをすることも大切だと思いました。
25歳女 愛猫をペット火葬場でお葬式して号泣
我が家には昔から猫がいました。
田舎で捨て猫が多く、姉がよく猫を拾ってくるのです。
私は猫がいるのが当たり前の環境で育ってきました。
たくさんの捨て猫を拾っては看病してきたので、自然と別れも多くなり、残念ながら死んでしまった猫は、田舎特有の広い庭に穴を掘って埋めてやっていました。
しかし、同時に飼っていた大型犬が死んだ時にはさすがに穴を掘るのもしんどく、それがきっかけで動物の火葬場があることを知りました。
葬式を行なったのは三毛のメス猫で、まだたった4歳でした。
昨日まで、元気に庭の木に登っていたのに。
仕事中に家族からのメールで、出かける際に自動車で轢いてしまったらしい、気づかず出かけて帰ってきたらもう冷たくなっていたと。
まさに、血の気が失せるとはことのことでした。
そのあとは仕事にも身が入らず、急いで帰宅し、庭に横たわったままの猫を見つけて号泣しました。
轢かれる瞬間は怖かったろう、痛かったろうと思うといたたまれず、ずっとそのことを考えていました。
しかし夏場だったので置いておくこともできず、すぐに火葬場に電話をかけましたが、やはり泣いてしまいうまく話すことができません。
火葬場の担当者は、淡々とした受け答えでしたが、逆にそれがありがたいように感じました。
翌日、仕事は半休を取って、葬儀を行いました。
もちろん人間のような華やかな葬儀ではなく、簡単な手続きをしたのち火葬場に横たえて最後のお別れ、という簡素なものでしたが、小さな花を手向けてくださり、わたしの心はそれだけで少し救われるようでした。
火葬が終わり、骨になってしまった愛猫を見て、小さいな、と思いました。
尻尾から順番に骨壷に収めていき、最後に喉仏を入れましたが、骨が本当に小さかったので、拾いきれないものを残して帰るのが忍びなく、出来るだけ全ての骨を拾いたいと思い、ずいぶん長いこと骨上げをしていました。
このことがあってから、やはり猫の外飼いは絶対にやめるべきだと痛感しました。
まさか家族の車で猫が轢かれてしまうなんて、思っても見なかったのですが、そういう可能性もあることが分かり、それ以来、猫は完全室内飼いにしております。
それがせめて、亡くなった猫に対する懺悔になると思います。
骨壷はお寺に収めることはせず、ずっと自宅に置いています。
猫に限らず、愛したペットが死んでしまうことはとても可哀想で悲しいことですが、生きている者に何かできるとしたら、それは生きている者に対してのみです。
私は、亡くなった猫の骨壷の前にお供え物をいつも置いていますが、死んだ後は食べられないもんな…と、むなしくなることがよくあります。
ですが、今回の出来事で、我が家の猫を完全室内飼いにするという決心ができました。
教訓と呼ぶにはあまりに身勝手ですが、死んでしまったペットとの思い出や嬉しかったこと、学んだことを、ほかの生きている動物たちに還元してやることが大切だと思います。
37歳女性猫移動式の車で近所でお葬式、悪くはなかったです
はじめまして。
4月の頭に長年可愛がっていた、猫を亡くしました。
享年20歳でした。
今までも、猫は飼っていたので、はじめてではありません。
それでも、私自身で選んだ子です。
涙か止まりませんでした。
昨年の5月頃に発作を起こしてから、だんだんと悪くなってきていました。
目が見えなくなり、高血圧のためか、夜泣くようになったり、介護をしていました。
唯一楽だったのは、自分で必ずトイレに行ってくれたことです。
はみ出て周りに失敗することはありましたが、おおむね自分でしていました。
今年の3月くらいから、食べるご飯の量が減り、もうそろそろかと思ってはいました。
見た目は本当に毛づやもよく、ヨボヨボでも骨はしっかりとしていて、まだ元気に過ごしてくれるかなと期待示したが、最後の日はやって来るのです。
葬式はなくなった翌日探しました。
ネットでできるだけすぐ対応してくれるところを探しました。
見つけたところは車に焼却炉を積んで来るとのことてした。
どこで焼くのだろうかと思案していました。
到着は30分も早く、最後にゆっくり一緒にいようと思っていた時間をなくしました。
少し不快に思いつつも、来ていただいたので、そのまま準備へはいりました。
玄関先で、遺体を箱へ入れて、車にのせます。
担当の方は、思い出話や様子を聞いてくださり、優しい印象の方でした。
ただ、私はもう話を始めたら、号泣してしまいそうで、話をすることはできませんでした。
どこで焼くのか伺ったところ、近くの学校と公園の間でやるとの返事でした。
丁度桜が咲き乱れ、お花見してお昼を食べている工場現場の方など近くにいましたが、少し離れてここでやると言うので、お願いしました。
焼いている間は、桜を見ながら待ちました。
45分位でした。
あければ、あるのは骨です。
あの毛づやはもうありません。
しっぽの先の毛だけでもとって置けばよかったと思いました。
しっかりとした体を支えていた骨はしっかりとしていて、もっと気をつけてあげれば、もう少し長生きしたのだろうかと考えたりしました。
20年も一緒に過ごした子はこの子が初めてです。
思い出せば、涙しかありません。
悲しいけど、私の家族として幸せだったことを祈るばかりです。
長い間、ありがとう。
50歳、女性、近くのペット用葬儀場でお葬式をしました
初めまして、主人と子供2人、義母の5人家族に今回亡くなった猫が居ました。
13年の生涯です。
猫との出逢いですが、主人の仕事場に来たお客様から、車の運転をしている間にずっと猫の声が聞こえるので、探してほしいと言われ、探したところ、タイヤが付いている付近に小さい子猫が居たとの事で、走っている間もそこにいたと思うとびっくりしたと言っていました。
その人は飼えなかったので、自分が仕事場で飼うことにしてあずかったのが始まりです。
その頃はまだ義母とは同居しておらず、マンション暮らしだったため、うちでは飼えなかったので、仕事場がメインでしたが、結局、それからしばらくしてマンションで内緒で飼うことに。
その時はまだ小学生だった子供と遊ぶのが好きだった猫。
順調に病気もせずに暮らしていました。
その後子供が高校生になる頃に義母と同居することになり、主人の実家に引越ししました。
マンションから一軒家になり、広くなったから嬉しかったみたいです。
2階にいく階段を嬉しそうにドタバタ登り降りする姿を思いだします。
義母が窓を開けっ放しにするので、脱走も何回かしました。
戻るまでいつも1時間くらい。
心配しましたね。
最初病気をしたのは10歳の時に。
勤労感謝の日です。
下痢のうんちを珍しくトイレの外で漏らしてしまって、あれっと思ったら痙攣が止まらなくなりました。
びっくりして病院に行くと祭日のためやっていなかったので、市外の病院に高速道路をつかって車で行きました。
血糖値が下がっているとのことで、点滴をしたら痙攣は治りましたが精密検査をしたら、細胞腫が内臓にできているとわかりました。
手術をして細胞検査をしたら、脂肪細胞腫とわかりました。
寿命は短いと言われました。
脾臓を全摘出した方がいいということでもう一回お腹を切りました。
かわいそうでした。
でも猫は頑張りました。
先生が、もしものために胃チューブをつけてくれて、食事が取れなかった時にも助かりました。
胃チューブを外して1年後に、いつも勢いよくのぼっていた2階への階段が登れなくなって来ました。
最初は年とったからだと思いましたが、その後、急に吐きが止まらなくなって、脱水症状になってしまったので、近くの病院にいきました。
心臓の状態が非常に悪い。
階段が登れなくなったのは心臓が弱ってきて、血流が足先に行きずらくなったためだと知りました。
1週間もたない、寿命ですねと言われました。
もう手術など延命治療はかわいそうなので、軽減する点滴と、心臓の薬での処置にしました。
それで1ヶ月生きました。
最後は朝、主人が病院に点滴をしてもらうために行く時に膝の上で亡くなりました。
猫はとにかく主人が好きでいつもそばにいたので、主人のいるところで見とれたらいいなと思っていたので、それだけはホントに良かったと思いました。
亡くなるまで徐々に弱って行く中での世話も充分にやり切りました。
主人が病院に聞いて、ペットの葬式場を紹介してもらいました。
義母が庭には埋めないでほしい、市役所で焼いてもらったら、などと言っていましたが、やはり子供のように接してきたので、お金をかけてでもちゃんとしてあげたいと思っていました。
以前から葬式場にしようと決めていました。
人間の葬式の様に、葬儀場の人が最初に丁寧に説明してくださって、ちゃんと焼いて骨つぼに入れていただきました。
骨つぼには、のど仏だけが入っています。
その他の骨は葬儀場からお寺に行き供養してもらう形になりました。
後悔は、猫の身体の異常のサインを読み取れず、いつも症状が現れてから病院に行っていた事です。
早く読み取れていたら助かったかなとも思っています。
ただ、葬儀をしたことで最後もしっかりとけじめがつきました。
亡くなって2年ですが、まだ昨日の事の様です。
26歳男性、お寺で愛猫を葬式し、ほんの少し気持ちに区切りがついた
26歳、IT会社に勤めている男性です。
動物が好きで、実家では今現在もキジトラの猫を2匹飼っています。
この猫たちの前に飼っていた白キジのお話です。
名前はきらと名づけられました。
ある日、私が仕事から帰ってくると白キジの子猫が家の居間にいました。
母と姉が道路の真ん中で震えていたのを保護してきたという経緯らしいです。
かなり怖い思いを経験したようで、鳴きすぎたせいで声が出ない状態でした。
相変わらず震えてもいました。
春先4月の出来事でした。
ですが順調に育っていき、声もきちんと取戻し、我が家に馴染んでいきました。
オスなのに声の高い美男子の可愛い猫でした。
布団に入ってきて、一緒に寝るのが好きな子でした。
大きな悪さもせず、優秀な子でもありました。
家猫として育てていました。
季節は流れて、翌年の2月になりました。
私は知り合いのところへ行くため夜行バスに乗る日。
いつもの様に可愛がり、珍しく私の膝の上に乗って鳴いていたのを覚えています。
いつもはあまり触らせてくれないのに妙に触らせてくれるきらくんでした。
バスの搭乗時刻のため、私は家を出て無事にバスに乗り発車しました。
そこから2時間後にサービスエリアに休憩で止まった時のことです。
ラインを開くと、母が玄関のドアを開けた瞬間猫が飛び出してしまい、家の前で車に轢かれ死んでしまった旨が姉より届いていました。
急いでバスの運転手さんに説明し、そこで下してもらい、友人に迎えを頼みました。
帰ると変わり果てた愛猫の姿がありました。
もう見ていられませんでした。
だって先ほど、ほんの数時間前まではあんなに膝の上でゴロゴロ喉を鳴らしていたんですよ。
信じられませんでした。
葬儀は翌日にお寺でしていただきました。
ペットの供養もしてくださるお寺でした。
心情としましては、もう何も考えられないくらい悲しくて、何故か悔しくて。
自分がその日バスに乗らなければ、何か違ったのではないか。
私の後を追って外に飛び出してしまったのではないか。
このような気持ちから後悔の念が押し寄せていたんだと思います。
我が家に来なかったらもっと生きられたかな、幸せになれたのかなと。
悔やんでも悔やみきれませんでした。
そしてきらくんが大好きだったおやつやタオル、おもちゃを入れて火葬していただきました。
住職さんがすべて丁寧に滞りなく行ってくれました。
愛猫だったはずの昇っていく煙を見て、悲しいけれどほんの少しだけ気が楽になりました。
骨を持ち帰らせていただいて、仏壇に置いています。
数年経ち、ようやっと写真を直視出来るようになりました。
あの時きちんと葬儀を行っていなければ、気持ちの整理がつかなかったと今では思います。
見ている方にアドバイスになるとは思いませんが、葬儀は悲しくてもしてあげてください。
ちゃんと空に昇っていけるように。
いつか自分も同じ場所に昇っていく時が来ます。
その時に再会出来るように。
思いを込めて、執り行ってあげてください。
後から考えるとひとつの区切りにもなります。
同じ悲しみを経験されてしまった方に私の思いが届いてくれることを祈ります。
35歳男性、自宅葬儀、安心感のある葬儀屋さんで満足でした
私は兼業主婦の雷人と申します。
2016年の1月に愛猫「王子」君を亡くし、ペット葬儀を行いました。
王子君との出会いは突然でした。
2008年に妻と結婚し、翌年出勤中の私に妻から突然電話が掛かって来たのです。
「保護された野良猫が居るのだけれど、貰い手が居なくて可哀想。
飼ってもいい?」正直悩みましたが妻の猫好きは知っていましたし、大家さんにも相談してペット不可の戸建て賃貸だったのですが飼ってもいいと許可までもらっていたので飼うことに決めました。
「王子」君と命名したのは妻で、自分の王子様ということでした。
仕事から帰ると、生後2ヶ月程の愛くるしい子猫が我が家の一員になっていました。
雑種で、グレーの毛並み、片手に乗るほど小さい子猫に一瞬で心を奪われたことを今でもよく覚えています。
猫というのは気まぐれで自分が好きな時にしか寄って来ないイメージでしたが、王子君は甘えん坊でいつも傍に来るし、常に体の一部を私に預けているような可愛い猫でした。
月日は流れ、忘れもしない2016年の年明け。
私は高熱を出してしまい、3日間寝込んでしまいました。
妻は百貨店勤務で初売りで大忙しのため家事育児は私が這うように子供達と王子君の食事の用意をしていたのです。
自分が苦しくて王子君の様子の変化に気付くことが出来なかったのですが、今思えばこの時膀胱炎になってしまっていたのです。
そして私の熱が下がり、王子君の顔がいつもと違うと気付いた時には腎不全になってしまっていたのです。
それから数日近所の動物病院へ通い、排尿と抗生物質の注射を打って貰いましたが、入院になったその日心臓が止まった連絡が入ったのです。
王子君の遺体を引き取り、哀しみで押し潰されそうになりましたが、遺体の腐敗が進む前に王子君を天国に送り届けなければと至急ペット葬儀屋を探したのです。
見つけた葬儀屋さんはとても落ち着いた雰囲気の優しい感じのする方でした。
流れはペットを家まで迎えに来てくれて、移動式の火葬車で近隣の迷惑にならないような河原まで行き、火葬を行い骨壷に納めてペット用の仏壇をセットしてくれるといった感じでした。
私が熱を出さなければ、帰宅後疲れてすぐに布団に入る妻に一言王子君の様子を見るようにお願い出来ていれば、もしかして今も元気にいてくれたかもしれないと考えると当時のことが悔やまれてなりません。
意外とペット用の葬儀屋さんが多いことに驚きました。
中には悪質な業者もいると口コミもありましたので、火葬を行なう場所まで同行でき、流れ一連を見せてくれる業者さんを選ぶと安心かもしれません。
この記事を読む方がペット葬儀屋さんを探すのが遠い未来であることを祈ります。