ペットの葬儀体験談

葬儀をしてくれた方は、生前の様子や、どんな性格の子だったのか、何が好きだったのか、など沢山聞いてくれました

一人暮らしをして初めて飼った子を病気で亡くしました。

病院で最後を看取って、先生に教えて頂きペット火葬をしてくれる所へ伺いました。

費用は、3万円くらいでした。

この金額が安いのか高いのかはわかりませんが、内容を考えると満足のいく値段です。

内容としては、お花と一緒に火葬してもらい、お骨を拾い、お経を読み上げてくださいました。

火葬してもらうだけなのかと思っていたので、ちゃんと供養?してくださるのには驚きました。
私にとって、かけがえのない家族だったので、大切に扱って頂いて本当に嬉しかったです。

火葬中は、仲のいい友達が来てくれ話をしていたので、そんなに待った気はしませんでした。
大体1時間くらいだったと思います。

お骨を拾う時に、「病気だと思えないくらいしっかりした骨をされてますね。走るのが好きだったのかな?しっかり生きていた証拠ですね」と声をかけてくださり、生前の姿を思い浮かべ泣いてしまいました。

葬儀をしてくれた方は、生前の様子や、どんな性格の子だったのか、何が好きだったのか、など沢山聞いてくれました。
涙ながらも話す事で、ちゃんとお別れが出来たのだと思います。

ペット葬は初めてだったので、どういうものなのかわからず、とても不安でしたが、実際には全ての葬儀の内容を目の前でやってくださったので、安心して見送ることが出来ました。

火葬の際のお花の配置も一緒に考えてくれ、お別れする時間もちゃんと作ってくれました。
飼い主の事をしっかりと考えてくれているのだと思います。
お骨入れも人間と同様のようなしっかりしたものでした。
希望すれば、お骨の預かりも出きるとの事でしたが、私は側に置いておきたかったので、持ち帰りにしました。

帰りにはお札とお塩も渡して頂きました。

他の業者の方がどうなのかはわかりませんが、生前の様子を聞いてくれたり、お別れの時間をしっかり作ってくれるのは、本当に嬉しかったので、時間を急かしてくるところはやめた方がいいと思います。
他人からすれば、ただのペットかもしれませんが、飼い主にとっては、大事な家族の一員です。

家族を大切にしてくれる葬儀業者さんが一番だと思います。

預けた後、その子が本当に火葬されたのか、貰った遺骨が本当に自分のペットの物なのか確かめる術はありません

去年うさぎがなくなったのでお葬式をしました。

ペット葬儀というと何となく明るい部屋で大好きなおもちゃやお菓子に囲まれて…というイメージでしたが、実際私が頼んだ所は仏式の霊園で、人間と同じようにお坊さんがお経を読んでくれる所でした。

葬儀内容にも色々と種類があり、立会葬、合同葬、個別葬などがあります。

火葬車で自宅まで来てその場で葬儀をしてくれる所もあります。

私がお願いしたのは立会葬という飼い主ごとに火葬に立ち会い、収骨するという物です。

ペットを預けて他の子と一緒に火葬して貰う合同葬や、個別で火葬して貰う個別葬など、結構値段が変わってくるので悩みましたが、最後の瞬間まで一緒にいられる立会葬を選びました。

火葬が終わった後すぐに収骨できる所も決め手の一つでした。

費用はペットの大きさによって変わりますが、うちのうさぎは三万円ぐらいでした。

亡くなった次の日に電話をしましたが、割と混み合っていたので亡くなったらすぐに連絡をした方がいいと思います。

お葬式には私と両親、実家を離れた姉も駆けつけてくれて家族全員で参列しました。

初めてだと何を着ていいのかわからないと思いますが、喪服じゃなくて大丈夫です。

私は少し暗めのワンピースを選びましたが父はジーンズで参加しました。

立会葬は本当に人間と同じようなお葬式です。

火葬炉まで一緒に行き、その場でお坊さんがお経を読んでくれます。

その間、うさぎが初めてうちの家に来た時の事や、食欲がなくなって病院に駆け込んだ日の事など、うさぎと過ごした日々の思い出が蘇ってきました。

亡くなってからは寂しい、辛いという感情しかなかったので、思い出に浸れる事のできる時間は有難かったです。

火葬炉に入った瞬間は胸が痛かったけど、葬儀が終わり、外に出ると何だか一区切りがついたようでホッとしました。

悲しいけどやりきった、という安堵感とうさぎへの感謝の気持ちでいっぱいでした。

立会葬は誰もがやってあげたいと思う物ですが、葬儀屋に預けて火葬して貰うのもいいと思います。

ペットが死んだからという理由では仕事も休みずらいですし、飼い主さんの都合で決めるのが一番だと思います。

しかし中には個別といいながら合同で火葬し、適当に骨を入れる葬儀屋もあると聞きます。

預けた後、その子が本当に火葬されたのか、貰った遺骨が本当に自分のペットの物なのか確かめる術はありません。

もちろんそんな業者は中々いないと思いますが、ペットブームに乗っかった悪質な業者も増えているので、葬儀屋選びは慎重にした方がいいと思います。

余裕があれば候補を何個かあげて、実際に見に行くのもいいと思います。

園内が荒れていたり、呼んでも人が出てこないなどは注意した方がいいです。

人手不足の可能性があり、やっつけ仕事になるかもしれません。

あまりに費用が安すぎる所も要注意です。

でも飼い主さんが行きやすい所が一番です。

綺麗な場所やペットとの思い出の土地などで検討してもいいと思います。

みなさんにとって心に残るお葬式が迎えられますように…。

40代女性、友人夫婦の愛犬をペット葬儀場に連れて行き、役に立った

私が親しくしていた外国人のご夫婦には、ずっと可愛がって外国から連れてきた犬が居ました。

その犬はとても愛嬌が良くて可愛くて元気が良かったのですが、高齢になると体調を崩しやすくなってしまいました。

そしてその犬が動物病院に行って治療してもらう時には、私が通訳代わりに一緒に通いました。

そのご夫婦にとって、その愛犬はとても大切な存在でしたので、動物病院で治療してもらうことによって回復してくれると思っていたのですが、ある日、残念ながら天国に逝ってしまいました。

しかもその時、そのご夫婦の奥様は海外へ出張中で不在でしたので、ご主人は一人でその悲しみを抱えていました。

ですので、私はご主人のサポートをしたいと心から思いました。

そしてペット葬儀場に電話をして、その翌日に一緒に行きました。

その途中、私達は花屋さんに立ち寄りました。

なぜなら、ご主人が愛犬に花束を渡したいと希望されたからです。

そして愛犬は女の子でしたので、可愛くて綺麗な花を選んでステキな花束を2つ作ってもらいました。

そしてそのうちの1つの花束は、火葬場で愛犬の遺体の上に置いて、一緒に焼いて貰いました。

もう1つの花束は、家に帰った後に、その愛犬がいつも寝ていた部屋に飾られたそうです。

火葬が行われている間は、二人で隣の待合室に居ましたが、その間に話していたのは、その愛犬との思い出話ばかりでした。

その愛犬と初めて会った時の話から始まって、その後のたくさんの思い出話を聞きました。

それがご主人の気持ちを軽くすることになったと思いますし、天国に逝ってしまった愛犬ちゃんの供養になると思って、私は一生懸命にその話を聞きました。

時には二人で涙しました。

私も過去に愛犬を亡くしたことがあるので、ご主人の気持ちがよく分かったからです。

火葬が終わると、その愛犬の骨を入れるバックの色を選んでもらいました。

綺麗な模様の入ったピンクのバックでした。

そして葬儀が終わると、ご主人が疲れていましたので家に帰ってもらいました。

その後、私はその一日の様子を海外にいらっしゃった奥さんへ詳しく説明するメールを送りました。

そのことについて、ご夫婦はとても喜んで下さいましたし、私も二人の役に立てて良かったと思います。

40歳男性、ゴールデンレトリバーを近くのペット葬儀屋で満足

兵庫県在住の40歳 男性です。

ゴールデンレトリバーの男の子を飼っていました。

18歳からゴールデンを飼って10年くらい前に亡くなりました。

青春時代と自分の父が先に亡くなったので彼の存在に助けられ生きてこれたような気がします。

亡くなってからペット葬が出来るところを探したのでバタバタでした。

彼にガンが見つかった時に色々と探しておけばよかったのですが、彼が死ぬという事を受け入れたくなかったのかな、と今思い返すとそんな気がします。

・その時の心情
彼の死が本当に悲しく涙と鼻水でドロドロになっていました。

死後硬直が始まる前にと葬儀屋さんに氷を注文してもらって次の日の葬儀に備えました。

後悔している事はやはり、生きている間に「こんな事が出来たのにしてやれなかった。

もっとこうしていれば」という後悔が出てきます。

人間の死の時も思う同じことを感じます。

それだけ、私たちは彼を人間と同じように愛していたからだと思います。

特にガンで余命3ケ月、というように宣告されてからは
毎日一緒にいてる時間があったわけでその間に写真を撮ったり遊んだり話しかけたり、いろんなことをしておけばよかったとやはり後悔します。

体力もあまりなかったのでずっと話しかけたりするともちろん疲れるからずっとはダメだとは思いますが、母も私もゲームが好きだったのですがその時間を彼の為に使っておけばよかったと後悔します。

食事についても料理を始めたので犬が食べてはいけないものはもちろん抑えつつ、彼の為に料理を作ってやればよかったなと思います。

タマネギ、ニラ、ニンニク等は中毒になるので与えてはいけません。

一度我々が餃子を作って焼く前に出かけた時に彼が生の餃子のもとをペロッと食べてしまったことがあって帰宅後急いで戻させえた事がありました。

あれは本当にどきっとしました。

後悔がないように。

可愛がってあげて下さい。

病院受診も定期的に行ってください、余命の通告が遅れると心の準備も遅れます。

後亡くなった後、悲しみを抑えずに思いっきり泣いてあげてください。

そして時間が経ち、ペットの死を受け入れて「あの子がいてくれてよかったな。

天国にいるとしてあの子が天国で心配しない様にいつまでも泣いていては…また笑顔で生きよう」そう思えるようにしてあげてください。

10歳オス 飼い犬に対し 京都で悲しく、寂しい

じゅんきちと言います。

私が体験した、ペットの葬式の話です。

亡くなったのは、今の奥さんが実家で飼っていた犬です。

小型室内犬で、甘やかされて育ったのか性格はワガママ。

気に入らないとよく吠えるし、私が家に行くようになってからは、新参者がきゃがったとばかりに、最初は打ち解けることもなく、たまにマッサージを要求するようなやつでした。

やがて、結婚して奥さんが、家を出てからは主に、義理のお母さんと過ごしていたのですが、そのお母さんが病気になってしまったのです。

病名はがん。

しかもかなり進行してからだったので、すぐに入院することになり、犬は家にぼっちで待っている状況が何日も続きました。

入退院を繰り返していたので、家に人がいるときはいいのですが、そうでないときはぼっち。

さみしかttだろうなと、今にして思えば、自宅に連れてきてあげてもよかったなと少し、後悔しています。

程なくして、お母さんは亡くなってしまったのですが、本当に日を待たずにして、犬も息を引き取ってしまいました。

その時の奥さんの落ち込みようといったら、ひどいものでしたし、様々な後悔があったと思います。

もう少し、構ってあげられたら、長生きできたかもしれないという後悔。

同時に家族を失った悲しみは計り知れません。

せめてもということで、地元で有名なペット葬儀場に行き、埋葬をしてもらいました。

小さいものでしたがお葬式を行ってもらい、供養もさせてもらいまいた。

奥さん側の家族からすれば、長い時間を過ごし、産まれたての時代から、かわいがっていたので、家族同様につらかったと思います。

ペットといえど、時間を過ごせば家族になります。

やはり感情もあるのだとこの件で思いました。

心が弱れば、体調も悪くなる。

人間と同じです。

悲しみ、寂しさもあるけれど、家でお利口に待っていたのだと思うとやり切れない思いが、たまにこみあがってきます。

この先、自分自身が犬を飼うことになるかはわかりませんが、この時の思いを大事にしたいと思います。

46歳女 リクガメ「もも」とお寺のペット葬でお別れをしました

私が子どもを出産後、家にいる事が多くなったので、主人がかってきてくれたリクガメ。

手のひらにちょこんとのるくらい小さくてかわいい子でした。

名前はももとつけました。

リクガメに対して2人とも知識がなく、色々と調べてお世話をしました。

リクガメはもちろん話をすることもないので、こちらからのアピールしかない日が続いたのですが、青い葉を好むので、チンゲンサイや小松菜を、毎日、名前を呼んでは、気長にあげていると、顔を引っ込めることも減り、葉を見ると、とことこ一直線にくる姿がとてもかわいかったです。

ももは、どんどん大きくなり、1年で両手で持ち上げないと落としそうなくらいでした。

2年目に入ると、家の中で飼う事が困難になりました。

そして、ベランダで飼う事にしました。

ももは、生活スペースが広くなった分、色々動き回るようになりました。

冬前になると、冬支度をしました。

赤外線のライトなども用意して温度を調整し、そろそろ冬眠をさせてみようと様子を見ながら進めていきました。

が、日が経つにつれて、甲羅の様子が微妙に変化しているように思うようになったので、食事にも気をつけていたのですが、ももは声もだしてくれないので、なかなか分かりません。

近くの動物病院でも、カメを診てくれるところはなくて、どうする事もできませんでした。

主人は、毎日お世話をしているわけではなかったので、甲羅の変化に気づかなかったので、私の不安が分からないまま、寒い冬が来て、突然、ももとの別れがきました。

朝、ももにごはんをあげようとしたのですが、ももが動かなくて。

抱っこすると、暖かみがなく、のどに赤みが見てとれたので、うっ血している事に気づきました。

こんなに、しずかに、気づいてあげれることなく亡くなってしまったももに、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

まだ、冬越しには無理な個体だったのか、など色々な後悔でいっぱいになりました。

やっと、子どももお世話ができるようになり、これから、どんどん大きくなる事しか考えていなかったので、本当にびっくりして悲しみがのしかかりました。

でも、お別れしないといけないので、ペット葬をしているお寺にお願いしました。

私のひとりよがりだったのかもしれないですが、ごめんなさい、という思いをカタチにする方法がペット葬でした。

お骨というのか、真っ白な甲羅らしきものを、引き取りました。

さわると粉々になりそうなくらい薄い甲羅らしきものだけが残りました。

ペット葬はしましたが、お骨は埋める事ができず、今も側においています。

時々、話しかけています。

ペット葬は、自分の育て方の未熟さを消してはくれないですが、ももと過ごした日とのお別れは、心に深く刻まれました。

49歳女性 愛犬桃ちゃんをお寺でお葬式 供養できてよかった

犬猫大好きな49歳女性です。

私は以前2匹の犬と1匹の猫を同時に飼っていました。

みんな性格が違うのでとても大変でしたがそれ以上に楽しかったです。

ある日、雑種のメスの犬、桃ちゃんが亡くなりました。

雑種でしたがとても大きくて15㎏位でした。

晩年は腹水が溜まってしまう病気で毎週病院でお腹に注射をさして4?程の腹水を抜いてもらってました。

桃ちゃんはよく頑張ってくれました。

真冬の寒い夜中に最後の力を振り絞って大きな声でないてくれました。

病気で1年程鳴き声を出す事はありませんでしたので、あぁ、これが最後なんだとわかりました。

とても悲しかったです。

桃ちゃんが亡くなって私達家族も泣き止んでからタオルで体中を綺麗に拭いてあげました。

それから両親と私とで小さな子供用の新しい布団に横たえさせロウソクと線香を焚き緑の葉っぱで水を汲んで桃ちゃんの口元を湿らせてあげました。

その晩は一緒に寝ました。

(実際には悲しすぎて眠れませんでしたが)
翌朝、行きつけの病院に電話をして今までのお礼と初めての事だったのでどこのお寺に連れて行けば良いのかを尋ねました。

そしてあるお寺を教えて頂きお寺に連絡をしました。

お葬式の前に2つ選択でき、霊柩車と棺桶をお寺で用意してもらい迎えにきてもらうか、それとも自分で箱を用意しお寺まで連れていくかでした。

私達は自分たちで連れていく方を選びました。

桃ちゃんは大きいので箱を探すのは難しかったですがちょうど大きくて分厚い、新しい段ボールを持っている会社が近くにあったのでそれを分けて頂きました。

そこに毛布を敷き詰め桃ちゃんを寝かせました。

花屋に行き箱(棺桶)に入れる花をたくさん買ってきました。

桃ちゃんは大きいけどとても大人しい女の子だったので白いユリとピンクのカーネーションを選びました。

泣きながら花を選んでいたら花屋のおばちゃんが心配して尋ねてきたので、愛犬が亡くなったのでと説明したら、カサブランカを数本お供えにと下さいました。

桃ちゃんをお花で囲みお寺に連れて行くとちょっとした手続きがあり順番待ちをしていると、3人のお坊様がきて下さり本堂の仏様の前で立派にお経をあげて下さいました。

火葬も2つ選択でき、一匹だけで火葬するか他の子たちと何匹かで共同火葬をするかでしたので桃ちゃんだけで火葬してもらうことにしました。

火葬が終わるとお骨を拾わせて頂き小さな骨壺に納めて家に持って帰りました。

その後、初七日、14日、21日・・・とお寺から法事の連絡がお手紙で届きましたがうちは1周忌と3回忌の法事だけお寺に出向いてお願いをしました。

ペットも家族の一員なのできちんと供養ができてよかったと思います。

中にはペットブームを利用した悪質なペットの葬式業者があると聞きます。

なので、私は病院や経験者の人にきいて、ちゃんとしたお寺で供養するのがいいと思います。

28歳 柴犬 北陸ペット葬儀社 寂しさと温かな気分

私は、しま子と申します。

15年間可愛がっていた柴犬が虹の橋に渡ったのがかれこれ10年前になります。

老衰によるもので、だんだんと弱っていっているようには見えましたが、眠りについた頭を撫でたのが最後のふれあいでした。

ずっと一緒に過ごしてきた日々に感謝を込めて、家族と一緒にペット葬儀を行うことを決めました。

当時、私の住んでいる地域にはペット葬儀を取り扱っている施設が1箇所しかありませんでしたので、特に施設で迷うことはありませんでした。

ペット葬儀でまず悩んだことは、個別の墓地にするか、合同墓地にするかです。

家族で話し合った結果、1匹で虹の橋を渡って天国に行くよりも、他の仲間と一緒に行った方が迷わずに楽しく虹の橋を渡っていけるのではないかという結論に至りました。

合同墓地に埋葬する場合は、他のペット葬儀を行うペットと一緒に火葬してもらうことになるので、骨や遺灰は残りません。

家族で話し合った結果とはいえ、当時少し後悔を感じたのは、火葬してもらったあとはそのまま合同墓地に埋葬されるので、会うことができなかったことです。

気持ちでは、合同墓地の中にいる自分のペットに向かって祈っているつもりでも、なんとなく感じる寂しさは紛らわすことはできませんでした。

もし、火葬をしてもしばらく一緒に過ごしたいというお気持ちがある方は、合同ではなく個別に火葬をしてもらって遺骨や遺灰を持ち帰られた方がいいのかもしれません。

お葬式をするペットにとって何が一番いいのかはわかりませんが、残された家族の心の整理もとても重要だと思います。

私が、ペット葬儀の最中でとても心に残っている体験は、ご焼香のときです。

多くのペットの名前が呼ばれていて、犬だけではなく、ハムスターやリスという小動物のペットの名前も呼ばれていました。

大小関わらず、飼い主とそれぞれの人生を歩んで愛されたペットたちが今ここで一緒に最後の時を過ごしているんだと思うと、心が少し暖かくなりました。

31歳・女性・動物病院の勧めで葬式・お別れをできてすっきり

31歳の専業主婦です。

愛犬との出会いは動物病院でした。

愛犬は保護犬で殺処分される寸前を動物病院の先生が救ってくれた命です。

父の仕事で動物病院の先生と関わりがあり飼うことに決まりました。

我が家では犬を飼ったことがなく、私がまだ独身のときのことです。

最初は警戒して懐くことがなかった愛犬ですが、時とともに家族の一員になりました。

老犬だったこともあり活発に動き回るようなことはありませんでしたが、存在自体が癒しで眠たそうな目で見つめてくる姿は今でも忘れることができません。

私は自分が精神的に不安定な時期があり愛犬に癒されることが多かったです。

老犬ということもあり動物病院に通うことも増え、亡くなる前には一度ICUにも入りました。

もう残りわずかな命を感じた瞬間でした。

動物病院にはたくさんお世話になりお薬もたくさん飲んでいた愛犬でしたが、最後は家族が外出中に自宅で亡くなりました。

誰も看取ることができなかったことを思い出すと今でも後悔する気持ちと幸せだったのかな?と疑問に思います。

保護犬だったこともありどんな人生を送ってきたのかもわからず最期は我が家で過ごすことになった愛犬のことは今でも忘れられません。

動物病院の先生は亡くなったと連絡をすると葬式をすることを勧めてきました。

私は実家暮らしから当時お付き合いしていた彼と同棲を始めていたので亡くなったという連絡を受け驚きました。

葬式をするから来れたらおいで、と言われ彼と向かいました。

亡骸は私が一緒に過ごした時よりも小さく感じ、まだ生きているような生命力もあるように思ったことを覚えています。

私は愛犬の葬式に出席できたことはよかったと思っています。

また犬の葬儀場・火葬場があることを知りませんでした。

動物病院の先生の勧めで火葬することになりましたが、家族全員が最高の別れができたと言っていました。

お金はかかります。

しかし、愛犬も家族と考えるならば最期の別れは火葬して葬式を行うことが重要だと感じます。

27歳女 実家近くのペット霊園にて 悲しい気持ちでしたが、、

2019年3月に愛犬を亡くしました。

15歳の大往生。

やや大型犬よりの体格だったので、その割には長生きをしてくれたんじゃないかなと思います。

出会いは私が小学生の頃。

父からやっとの思いで犬を飼う許可をもらうことができ、ネットで里親を探し、某県まで家族でお迎えに行ったのをよく覚えています。

12月か1月か、私が住んでいる地域では珍しく雪が降っていました。

里親さんのお家へおじゃまするとお母さんの芝犬は1匹。

お宅には5、6匹の小さなわんちゃんが。

1匹1匹説明してもらい、私がこの仔!と選びました。

それから約16年。

育て方が悪かったのか家族以外には懐かず、私はナメられていたのかよく噛まれることも多く、わんちゃんの可愛い印象とは大違いでした。

それでも帰宅するとふてぶてとした顔をしながら尻尾を振って迎えてくれるこの仔を愛さずにはいられませんでした。

事態が急変したのは2018年ごろです。

メニエール病でした。

その瞬間に愛犬の老いを実感しました。

その頃には実家から少し離れたところで生活していたのですが、母からの連絡で飛んでいったのを覚えています。

それから長い闘病生活が始まります。

あれだけ長く行っていた散歩も家の前だけ。

食事も取るときと取らない時が激しくなっていきました。

丸々と太っていた体が少しずつ少しずつ細くなりこんなに小さかったかなーと感じていました。

それから約1年後、彼は亡くなりました。

母の手の中でなんと排便しながらだそうです。

なんだか彼らしいなーと感じながら沢山泣きました。

それからは近くのペット葬儀屋を探し、夜に家族でお別れです。

棺を選び、彼の周りに大好きだったお菓子をたーくさん並べました。

不謹慎でしたがこれが最後だと思い、眠っているような彼の写真を何枚か取ったのを覚えています。

火葬が済んだあと、みんなでお骨拾いをしました。

全て拾えるそうだったので家族総出で小さな骨まで全て拾いあげて今でも保管しています。

私は今でも彼を恋しく思い涙が止まらないことがあります。

しかし母から大往生だったこと、介護が大変だったこと、老衰だったことをきく度にこれでよかったんだと自分に言い聞かせれるようになりました。

結局親に甘えて最後になんにもしてあげられなかったことが悔しくてたまりません。

それでも時は過ぎ、犬の次は孫か!と忙しなく動いている両親をみていると頃合いをみて亡くなってくれたのか?と思ってしまって、彼に手を合わせることしかできません。

彼の笑顔の写真をみながらまた再会できることを願って、実家へ寄る際は必ずただいま、小次郎くんと声をかけています。

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